大阪の外壁塗装を依頼するなら?依頼する時期を考えよう
大阪で建物の修繕や塗り替えをする際には外壁塗装を依頼する必要があります。塗装の質や施工により、どれだけ長持ちするかは変わります。
大阪で外壁塗装をする際のポイントについてお話しましょう。
大阪で外壁塗装を行うベストなタイミング
外壁塗装は建物の外壁を綺麗に保ち、見た目を保護する目的だと思われがちですが、建物は長年風雨や紫外線にさらされ少しずつ劣化していっています。
建物は、塗料を塗ってできる塗膜によって、そうした劣化の被害から建物を守っています。その効果は広く、金属のカビや防水加工、シミやカビの発生を防ぐなど様々です。
外壁塗装は家を劣化から防ぐために重要な要素となります。しかし、折角の塗膜も対応年数が経過すれば少しずつ劣化してくるため、塗料の塗りなおしをしなければなりません。
特に大阪は平成22年度の住宅・土地統計調査によると、持ち家比率が41%を超えているため、大阪市内だけでも多くの方が外壁塗装を依頼する可能性があります。
では大阪で外壁塗装を依頼するのであれば、最適なタイミングはいつになるのでしょうか。具体的な例を挙げながら解説をしていきたいと思います。
外壁の施工が出来ない時期はない
結論からいうと、大阪で外壁塗装工事ができない季節はありません。現在は塗料の質も高くなり、施工者の技術も以前より高度なものになっているため、どのような時期であっても外壁塗装の依頼は可能です。
全ての時期に塗装が可能とはいえ、日本は南北に長く季節により気温の差も激しいため、塗装に向いている時期や向いていない時期があります。
大阪は地域に密着した信頼性の高い塗装業者の数も多く、修繕の可能性があれば一度相談をしてみるのがいいでしょう。
外壁塗装に向いている湿度
一般的に外壁塗装に使用される塗料は湿度が85%以上あると乾燥しないと言われています。乾燥しなければ折角塗った塗料が定着せずに流れ落ちてしまう可能性があるのです。
大阪は昔に比べると湿度は下がっている傾向にあり、1920年には平均湿度が73%だったものが2020年には65%程度まで下がっています。
徐々に湿度が下がってきたとは言え2020年の7月の平均気温は80%を超えており、晴れている日が数日しかないという状況でした。
つまり、大阪で予定通り外壁塗装を行おうと思うと7月は向いていないと言えます。天気の状態に左右されるため、施工を依頼する際には業者に確認をとりましょう。
外壁塗装に向いている温度
塗装に向いている温度は5度以上とされています。施工する際の気温が5度を切ると施工の際に様々な不具合があると指摘がされており、日本建築学会の解説によると気温が5度以下の場合は原則として施工をしないように記載されています。
大阪は日本の中でも中央に位置しているため、気温が極端に低いという印象はなく、2020年の平均気温は17度を超えています。
12月から2月までの冬の気温も8度以上はあるため、温度に関してはクリアしていると言えますが、塗装ができるということと向いているということでは若干意味合いが変わってきます。
気温が低ければ塗装がしづらいことに変わりはないため、冬の時期に塗装を行う際には事前にと施工会社に確認を取ることがおすすめです。
まとめ
大阪では湿度や温度はほとんどの季節で外壁塗装に対応していると言えます。しかし向いている季節とはいえ、急な天気の悪化などで施工が予定通りいかない場合もあります。
湿度や温度が塗料にマッチしていないと、乾燥せず塗料がきちんと定着せずに被膜の効果が発揮されないことがあります。
きちんと塗料が固まらなければ、紫外線や風雨の影響が外壁に直接出てしまうため、家の寿命が縮まることになります。
日本の天気は変わりやすいため、施工が予定通り進められないケースということはあります。しかし、焦って作業を急いでも良い結果が生まれることはないでしょう。
いずれの季節であっても、施工をする際にはある程度余裕を持って依頼をすることが大切で、そのためにはなるべく早めに業者に相談をしておきましょう。