外壁塗装が劣化している際に起きる現象3選|見つけ次第対応しましょう
外壁塗装の耐用年数とは
外壁塗装の塗料は耐用年数が決まっています。耐用年数が過ぎると塗料の劣化がはじまり、家屋へ影響を与え始めます。
塗料の耐用年数は種類によって様々あり、一般的に使われているアクリル塗料やウレタン塗料は5年から10年の耐用年数があります。
シリコン塗料やフッ素塗料などは10年以上持ちますが若干費用が高いという特徴があります。
他にもアクリル塗料から不純物を取り除いたピュアアクリル塗料や光触媒効果のある塗料など様々な種類があります。
どのような塗料であったとしてもいずれ、効果が弱まれば外壁塗装を行う必要が出てくるため、外壁塗装を行うタイミングを逃さないようにしましょう。
外壁塗装を行う合図
外壁塗装の塗料が劣化をしてくると、見た目でわかるようになります。これが一般的に外壁塗装を行う合図になります。
それでは塗料が劣化した際にはどのような合図があるのでしょうか。
チョーキング現象
チョーキング現象とは外壁から粉のような粒子が噴き出てくることを言います。触れてみると手にチョークを触ったような白い粉がつくためすぐにわかります。
塗料が劣化している際におきるため、防水性能が下がっている恐れがあります。放っておくとカビの発生やひび割れの原因になります。
外壁の変色
外壁は劣化がおきると変色を伴う場合があります。主には濃かった色が淡く色あせてくることがほとんどです。
こちらも見た目でわかりやすいので見逃すことは少ないですが、元から白っぽい塗料の場合気が付かないこともあります。
変色は劣化しているものの早急に工事が必要な段階でない場合もあるため、あまり判断がつかないようであれば、一度業者に見てもらうと良いでしょう。
ひび割れや塗料の剥がれ
外壁塗装の塗料がひび割れていたり、剥がれていたりすればもちろん塗料の効果が発揮することはありません。
塗料がない部分があるということになりますので、早急な対応が求められます。放っておくと剥がれた部分から水が浸入し建材が腐ってしまうなどの重大なダメージを与えかねないため、早めに業者に相談をしましょう。