外壁塗装は補助金の対象となるのか|火災保険が適用されるケースも解説
外壁塗装が補助金や助成金の対象になる理由
本来お住まいの家屋を守るための外壁塗装の工事に地方自治体から助成金や補助金がでるのでしょうか。
現在国や自治体は住宅の省エネ化を進めていることがあります。地域によっては日光を反射する高反射塗料などが使われている住宅が増えるとヒートアイランドなどの都市部周辺への熱集中を防ぐことにつながります。
自治体が抱える問題点や省エネルギー化につながる施工は助成金や補助金の対象になる可能性があるため事前に業者に確認をすることが必要です。
また、外壁塗装の工事が増えると地元の企業が潤い結果として地域の税収が増えるため地域活性化のために助成金や補助金を出す地域もあります。
具体的な外壁塗装の補助金の例
実際に外壁塗装の補助金はどのようなものがあるのでしょうか。具体的な例を交えて解説をしていきます。
東京都大田区では「住宅リフォーム助成事業」を実施しており、バリアフリーや防犯対策などリフォーム関連のほぼ全てが対象になります。
外壁塗装は「住まいの長寿化」という項目に該当するため地元の業者に依頼をすることで総工事費の10%(上限有り)が補助金として受け取ることができるのです。
埼玉県の川口市では「川口市住宅改修資金助成金」と言ってこちらは住宅の改修工事をした際に改修工事の5%(上限有り)の金額を受け取る事ができます。
個人所有の住宅で20万円以上の外壁塗装であれば申請が可能となるため、比較的申請のハードルが低い補助金事業です。
外壁塗装は比較的費用がかかる工事のため業者に依頼する前には自身の自治体でどのような補助金事業が行われているのかチェックをしておきましょう。
火災保険が適用されるケース
外壁の塗装でも火災保険が適用されるケースがあるのをご存じでしょうか。実は住宅の火災保険は火災だけではなく自然災害についての申請も可能となります。
塗料を塗りなおすだけでは火災保険が下りることはありませんが、外壁の補修工事と合わせて申請する形になります。
ただし契約内容によっては適応外の場合があるため、外壁の工事をする前に自身の火災保険の契約書を見直しておきましょう。